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帯状疱疹の予防のためのワクチンについて
(対象年齢50歳以上)
1.帯状疱疹とは?
水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が原因で、初感染で水痘(水ぼうそう)をひきおこした後、知覚神経節に潜んでいます。ストレスなどで免疫が低下すると神経に潜んでいたウイルスが活動を再開し、帯状庖疹を生じます。体の片側の一部にぴりぴりした痛みが出た後、赤い発疹がでます。
(患者さんの了承を得て掲載しています)
日本での帯状庖疹の発生頻度は、年間1,000人あたり5人程度ですが、加齢に伴い増加する傾向があり、50歳を境に発生率は急激に上昇します。
80歳までに約3人に1人が発症します。
帯状疱疹の主な合併症に、帯状疱疹後神経痛 があります。神経がダメージを受け、皮膚の症状が治った後も痛みが残り、3か月以上痛みが続きます。
50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割が帯状疱疹後神経痛になると言われています。
高齢者では、帯状疱疹後神経痛を防ぐためにも、帯状疱疹の予防が大事です。
2.帯状疱疹を予防する
帯状疱疹には、予防するために ワクチン があります。
帯状疱疹を発症するリスクが高くなる、50歳以上に適応があります。
3.ワクチンの種類
帯状疱疹の予防のためのワクチンは、2種類あります。
a.生ワクチン
毒性を弱めたウイルスを生きたまま使用するワクチン:1回接種
b.不活化ワクチン
毒性をなくしたウイルスの一部を使用するワクチン:2回接種
4.帯状疱疹ワクチンの比較
帯状疱疹のワクチンについて詳しい説明を聞きたい方は、
朝倉健生病院 外科外来まで連絡をお願いします。
0946-22-5511
当院では感染拡大防止策のひとつとして、検温・問診を入口で実施させて頂いております。
ご来院された方お一人お一人のご理解・ご協力に感謝し、安心・安全な医療の提供を続けていきます。
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