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大腸・肛門病センターの紹介

1.大腸肛門科とは

肛門疾患(いわゆる痔)と排便障害(排便のトラブル)や大腸がん等、大腸や肛門に関する疾患を診察しする科です。
 

2.大腸肛門科であつかう疾患

  • 肛門疾患(いわゆる痔)

  • 排便障害(排便のトラブル)

  • 炎症性腸疾患

  • ​大腸がん 等

3.治療法

a.肛門疾患(いわゆる痔)と排便障害(排便のトラブル)
 肛門疾患の多くは排便の際に症状が出現します。“何か脱出する”、”出血する”、“痛みがある”ことが主なものです。肛門鏡や大腸内視鏡による観察や、肛門指診、怒責後の脱出病変で診断します。

治療は、初期の間は保存療法(生活習慣の見直し・軟膏・注射・排便の改善)を行い、進行例では、手術療法が行われます。手術は、最大限に肛門括約筋と肛門上皮の温存を図るようにしています。

術後に肛門のしまりが維持され、肛門が狭く(肛門狭窄)ならないようにするためです。

肛門のしまりは、肛門内圧検査で評価します。


排便自体の愁訴は多岐にわたります。“いつもは排便があるのに何日もない”逆に“1時間の間の内に数行みられる”、“排便の際に出にくい・過度にいきむ”、“排便後に残便がある”、便の性状として“細い・硬い・液状(下痢便)”、“便がもれる(下着に付着する)”、排便の際に“真っ直ぐ落ちずに横向く・前方に引っかかる”、“いきみが肛門に伝わらない”など様々です。


こういった原因の追求には排便造影検査(バリウム・小麦による模擬便による検査法)、残便造影(水溶性造影剤による直腸の造影検査)やダイナミックMRI(ゼリー便による動的に検査するMRI)が有用で、病態が明らかになります。排便障害は排便指導、バイオフィードバック(理学療法)、手術で治療します。

b.炎症性腸疾患と大腸がん
 最近の日本人は欧米化した食事になりました。それで増えてきた疾患と推測されています。炎症性腸疾患の代表的なものに潰瘍性大腸炎とクーロン病があります。腸にびらん(キズが浅い)や潰瘍(キズが深い)が生じ、下血・下痢・腹痛・発熱といった症状が現れます。


原因不明・難治性の慢性腸炎です。大腸がんは最近では日本人(総数)の癌部位別発生で第1位になっています。早期のポリープ(線種)や粘膜内癌で発見されれば内視鏡的切除術ですみます。これらの疾患は大腸内視鏡検査と病変の組織検査で診断されます。炎症性腸疾患は主として薬物療法で治療し、癌は手術療法で治療します。


 

4.担当医

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